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AutoCaller - 緊急電話連絡ソフト
連絡先に確実に伝えることが重要な緊急電話連絡。その悩みを解決する。データセンタ事業者、MSP事業者、待望のソフト。システム管理者にもうれしい。

マニュアル

インストール

  1. winlogmon.zip を適当な場所に解凍してください。
  2. 解凍すると以下の2つのファイルが展開されます。
    • WinLogmonService.exe サービスプログラム
    • WinLogmon.exe 設定ファイル作成プログラム

    二つのexeは同じフォルダに置いてください。
    【注意】バージョン1.0.*と設定ファイルの互換性はありません。
    【注意】バージョン2.0.0.0とも設定ファイルの互換性はありません。

  3. コンソールウィンドウから以下のコマンドを実行する。

    WinLogmonService.exe /install

    これで、WinLogmonがサービスとして登録される。
    【注意】すでに登録済みの場合は、いったんサービスを停止してアンインストールしてください。
  4. WinLogmon.exeを起動し、設定をおこない保存する。
    設定ファイルとしては、WinLogmonService.iniができます。
    設定方法はバージョン1と同じ。
  5. [管理]-[コンピュータの管理]-[サービスとアプリケーション]-[サービス]
    もしくは、WinLogmonの[サービス]メニューからサービスを開始する。

アンインストール

  1. WinLogmonサービスを停止します。
  2. コンソールウィンドウから

    WinLogmonService.exe /uninstall

    を実行する。
  3. 解凍したファイルを削除して下さい。

設定

  1. 標準 アクション設定をします。
  2. 監視設定をします。
    1. 必要に応じてカスタムアクション設定をします。
  3. 監視を開始します。
  4. 動作確認

1.標準アクション設定をします。

WinLogmon.exeを実行して下さい。

[WinLogmon起動画面]

メニューから[その他]-[標準アクション設定...]を選択して[アクション設定]画面を開きます。

[SNMPトラップ]

SNMPトラップで通知する場合、[有効にする]のチェックを入れて下さい。

    ラベル 説明 初期値
    トラップ送信先 SNMPトラップを送信する先のホストのアドレス localhost
    ポート番号 トラップを受信するトラップ送信先のポート番号 162
    コミュニティ名    
    Enterprise 注意)OIDは.(ピリオド)ではなく数値から書く。snmptrapdのtraphandleは、ここのOIDをベースに設定する  
    Generic   0
    Specific   0
    OID 注意)OIDは.(ピリオド)ではなく数値から書く。  

[テスト文字列]に適当な文字列を入れて、[送信テスト]ボタンを押してください。 SNMPTrap受信側でテスト文字列が出力されるかどうかを確認してください。

[ログ出力]

ログに出力する場合、[有効にする]のチェックを入れて下さい。

    ラベル 説明 初期値
    ログファイル 出力先とするログファイルのパスを指定して下さい。 winlogmon.log

[Syslog]

Syslogで通知をおこなう場合、[有効にする]のチェックを入れてください。

    ラベル 説明 初期値
    Syslog送信先 Syslogを送信する先のホストのアドレス。 localhost
    ポート番号 Syslogを受信するSyslog送信先のポート番号 514
    Facility   UserLevel
    Severity   Alert

[テスト文字列]に適当な文字列を入れて、[送信テスト]ボタンを押してください。 Syslogサーバ側でテスト文字列が出力されるかどうかを確認してください。 設定が終了したら[適用する]を押して下さい。

2.監視設定をします。

メニューから[監視]-[追加...]

[基本設定]

    ラベル 説明 初期値
    識別子 設定を識別できる適当な名前を記入して下さい。  
    対象ファイル 監視対象ファイルのパスを指定してください。  
    正規表現 検知する条件を正規表現で入れてください。  
    監視間隔(秒)   1
    起動時に自動スタート    

[アクション]


この監視設定に固有のアクションを定義することができます。これをカスタムアクションと呼んでいます。

[テスト]


基本設定で指定した正規表現の適正をテストすることが出来ます。
テスト用ログエリアに、サンプルのログ出力を張り付けてください。 [監視条件適用]ボタンを押して、意図した行が抽出されるているか確認してください。 設定が終了したら[適用する]を押して下さい。

 

3.監視を開始します。

[管理]-[コンピュータの管理]-[サービスとアプリケーション]-[サービス] もしくは、WinLogmonの[サービス]メニューからサービスを開始します。

4.動作確認

実際に、監視対象ログに検出文字列を含むログを出力させて、指定したアクションが実行されるか確認してください。

その他

  • 設定の変更は、設定保存後にサービスを再起動して初めて反映されます。
  • イベントログに、監視開始、停止等のメッセージを出力します。